西九州大学リハビリテーション学部同窓会では、年に1度同窓会が企画・運営し、卒後研修会を開催しています。
2022年度は千里リハビリテーション病院の吉尾雅春先生と、東京都立大学(現 大阪河﨑リハビリテーション大学大学院)の大嶋伸雄先生をお招きし、研修会を開催しました。新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、オンラインでの開催でしたが、たくさんの方にご参加いただきました。
吉尾先生の講義は「脳画像から見た脳卒中患者の姿勢制御と歩行」をテーマに、脳画像だけでなく、患者の動画等を用いてわかりやすく解説していただきました。参加者の方からも「画像所見や伝導路、症例の画像などのデータが豊富に記載されていて、とても見やすく、分かりやすかったです」とたいへん好評でした。
大嶋先生には「認知作業療法やリハビリテーションカウンセリング」をテーマに講義していただきました。講義だけでなく「カウンセラー役」「クライアント役」に分かれての演習もあり、大変有意義な時間となりました。参加者の方からも「とてもわかりやすかったです。臨床での疑問点が整理でき、臨床で活用し、カウンセリング+活動のスキルを身に着けていきたいです」との感想が寄せられていました。
また、「講義時間は3時間でしたが、内容が興味深くあっという間に時間が過ぎてしまいました」「両方聞くことでOTにとっては非常にバランスを感じました」との感想も寄せられ、役員一同、この卒後研修会の意義を感じる良い機会となりました。
ご参加いただいた皆さまに、この場を借りてお礼申し上げます。
同窓会では今後も定期的に研修会を開催していく予定です。皆さまのご参加をお待ちしております。